中国モバイル
April 16, 2018
March 13, 2015
中国では、多くの場所に、パスワードを必要としない無料WiFiがある。
しかし、公共の場で使用するのはできるだけやめた方がいい。
特に、携帯による支払いやメールの送信も、WiFi機能を切り、3G・4Gのパケットを使って操作する方が安全である。
ユーザーがWiFiを使ってインターネットに接続する際には相応するゲートウェイを経なければならないが、WiFiを提供している側では、ゲートウェイを利用してユーザーのネット利用情報を監視・盗聴ができる。PCによるネット接続と異なるのは、携帯電話でオンラインでのデータ送信の多くはパスワードが要らず、容易にパケットキャプチャして読み取ることができる。
読み取られるだけならともかく、同じWiFiに携帯電話の内容を読み取るための装置が付加されていたとしたらどうだろう。
ユーザーはプライバシーが暴露されるだけでなく、携帯電話内に保存されているアカウントやパスワードが、全て読み取られてしまうということも考えられる。
技術的には、すでに有り得る領域にはいっているのだ。
携帯電話にはWiFiの安全性を識別する機能があるものの、その解決法は全体としてみれば成熟しておらず、その判断の正確さは満足にはほど遠い。
ユーザーはWiFi接続の際、数少ない正規の運営者によって提供された、身分認証の必要なWiFiホットスポットを選ぶことが望まれるが、その前に、モバイルパケットで接続する方が身のためである。