中国・環境
October 01, 2021
June 05, 2021
2021年06月05日
中国の働く女性、3割以上が過体重
中国都市部の18〜49歳の働く女性の健康に関する調査によると、食生活、栄養状態、健康状態は10年前に比べて大幅に改善したが、調理の際の油と塩の摂取量は引き続き推奨される量よりも多く、過体重者の数は目に見えて上昇た。
過体重(BMIが24以上28未満)の人→30%
肥満 (BMIが28以上)の人→12.5%
逆に貧血の症状がある人の割合は11.1%となり、明らかに低下している。
都市部で働く女性達は、摂取する食物が多様化し、穀物、野菜、肉類の摂取量は十分だが、特に豚肉を主原料とした肉類摂取が多すぎる。一方、生果物の摂取量は推奨される量の3割にも満たない。
働く女性とはいえ、家庭や家族の面倒も見なければならないことで、夜更かしをしたりデリバリーに頼ったりした上に、身体を動かす時間はあまりないこともしばしば。こうした都市の働く女性にとって必要なことは、合理的な食生活を送り、食事と運動のバランスを取り、油や塩分を控えることだと言われても、研究の様には行かないのである。
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