中国Business

August 03, 2012

ドイツBMWの中国合弁会社である華晨宝馬汽車有限公司は2日、遼寧省瀋陽市で新型エンジンのプロジェクトに調印した。

BMWがその約100年の歴史の中で、欧州以外の場所にエンジン工場を建設するのはこれが初めて。

また中国で高級ブランド車のエンジン工場が建設されるのもこれが初めて。

新エンジン工場の第一期計画は2013年に着工し、15年に生産をスタートし、年間20万台の生産を目指すという。
既存のエンジン生産施設は将来的に新工場エリアに組み込まれる予定で、実現すれば同公司の中国でのエンジン生産能力は年間40万台に拡大する見込み。

新エンジン工場の誕生により、エンジンの5大部品の中で最も重要な3つの部品--カムシャフト、クランクシャフト、連接棒が瀋陽で生産されるようになる。
工場エリアの施設は、エンジンの組立、物流、クランクシャフトの生産ライン、事務の各機能をカバーするほか、性能テスト室、測定室、実験室、クリーン度測定実験室などの補助的機能もカバーすることになる。

新エンジン工場は、現地メーカーと提携して中国でエンジンを生産するとしている。

現在、中国は世界一の自動車消費国であり、生産国だ。自動車産業の発展にともない、自動車の心臓部分とされるエンジンの中国での生産能力が徐々に高まっている。

中国はBMWにとって世界一の市場であること

エンジンの国産化は、同公司が中国で長期にわたりトップレベルの実力を維持するための重要な措置。
BMWにとって、エンジンの中国国産化の意義は大きく、対中国戦略の全面的な深まりを物語るもの。

BMWのクラウス・ドレーガー取締役によると、2012年上半期にBMWグループは世界三大市場であるドイツ、米国、中国で同時に事業を進めてきた。今後の展望では中国が発展の機会を提供してくれるものと期待するという。

中国は高級自動車産業にとって最も重要な市場であり、BMWにとっては世界一の市場だ。
BMWに近い情報筋によると、エンジンの中国国産化は、組立や部品の国産化を促し、BMWの完成車のコストを引き下げる一方、競争力を大幅に引き上げることが予想されるという。

(12:00)

February 19, 2011

ケンタッキーフライドチキン(KFC)は米国本国市場ではマクドナルドに押されているが、中国市場ではKFCが圧倒しており、どの都市に行っても店舗を見かけるほどとなっている。

KFCが中国市場でこれほど成功したのは、現地に合わせた経営を心がけているからだという。

KFCが中国市場に参入して24年。「10億人の消費者―中国のビジネス最前線での教訓」の著者であるジェームズ・マグレガー氏によると、他の多くの外国企業が中国進出時に米国あるいは東南アジアの中国系ビジネスパーソンを現地経営者に充てる中、KFCは経営者に中国と同じ言葉を話す台湾人を起用。

また、現地の企業と提携して市場の開拓を進めるにあたり、提携先の企業の多くを中国国有企業として事業を展開しやすい環境を整えたことが成功につながったという。
商品も中国人の味覚に合うように試行錯誤が繰り返されてきた。
欧米ファーストフードを中華料理とうまく融合させたことが成功につながった。
マクドナルドは基本的に欧米と同じ商品を中国でも販売しているが、KFCでは中国風にアレンジした商品も多数そろえている。

(05:30)

January 10, 2011

2015年に開業を予定している上海ディズニーランドの建設プロジェクトについて、上海市政府筋の資料から、その投資額が250億元(約3100億円)にのぼることがわかった。


100平方キロメートルにわたる周辺地区の開発も含めると1000億元(約1兆2564億円)を超え、上海万博をも上回る一大プロジェクトになる。

上海市東部郊外に2015年開業予定のディズニーランド。敷地面積は7平方キロメートルだが、周辺地区の付帯プロジェクトを含めると、同園にかかわる総面積は107.1平方キロメートルに及ぶ。
その資金1000億元のほとんどは上海市政府が投じるもので、大部分はインフラ建設に使われる。

この政府の巨額投資が、民間企業による投資や外資の呼びこみを促進すると期待されている。
周辺地区に映画撮影スタジオ、イベント展示場、ホテル、ショッピングセンターなど、付帯設備の建設に食指を動かす企業は少なくなく、すでに香港、英国、地元の企業が具体的に動いていると報道では伝えている。

すでに起工している同園、現段階では園中心部に人工湖、東西南北の四方それぞれに人工河川、建設作業の本格化に必要な道路を建設中で、道路の完成をめどに今年5月から本格的な建設に入るようだ。

2014年6月には完工予定。 開園後の経営については、東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランドが参画するとの情報がある。
現在、米ウォルト・ディズニー社に打診中の段階だが、東京ディズニーリゾートがこれまで打ち立ててきた成功モデルに、米本社も大きな信頼を寄せているとのこと。

人材育成やローカル文化を適切に取り入れた運営スタイルが評価されている。
現在のところ、上海ディズニー側には事実関係の確認は取れていない。

(05:00)

May 16, 2010

資本金3千万元以上の外資系企業は会社名に(中国)を付けられる==人民网==

全国工商行政管理システムの外資系投資企業発展に向けたサービス向上のための業務会議が広州で開催され、国家工商総局が工商行政管理職能作用を十分に発揮し外資系投資企業発展に向けたサービス向上のための業務に関する意向を施行したことを明らかにした。

工商総局の意向書では、外資系企業の現代サービス業への投資およびハイテク企業の発展を奨励、外資導入構造を改善するとしている。外国(地域)出資企業名称を使用する外資系独資企業、外国側が持株である外資系投資企業については、登録資本金が3千万元であり、現代的なサービス業あるいはハイテク産業に従事している場合、その名称の中間に(中国)の2文字を使用できることになった。以前は(中国)を名乗ることができる外資系企業の最低登録資本金は5千万元だった。



(14:38)

May 14, 2010

中国2009年キャッシュカード消費 6兆8600億元==人民网==

中国人民銀行(中央銀行)がこのほど発表した「中国支払いシステム発展報告書2009」によると、住民の個人小売支払い分野で、銀行キャッシュカードがますます重要な役割を果たすようになってきている。
2009年の、キャッシュカードの消費取引は34億9100万件、計約6兆8600億元(約93兆円)になった。キャッシュカードによる消費額(不動産、自動車の販売および卸売り取引は除く)が昨年の社会消費財小売総額に占める割合は32%に達し、小売消費財市場の成長を効果的に促したという。

国際金融危機の打撃を受けながらも、中国の支払いシステムは安定して、高効率の状態を維持。各種の支払いシステムは昨年一年で112億6300万件、合計約1208兆600億元(1京6419兆円)に上る支払い業務を処理した。
キャッシュレス・ペイメント(非現金支払い)が日増しに普及しており、キャッシュレス・ペイメントによる支払い業務は214億1400万件、計約715兆7500億元(9727兆円)となった。証券決済システムの安定は、証券市場の安定した成長を積極的に後押しした。

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(13:35)