January 16, 2009

2007年の中国GDP成長率は13%を超え、1994年以降で、最大の成長率を記録した。これにより、中国GDPは、ドイツを越え、アメリカ、日本に次ぐ世界三大経済体となった。国民総所得(GNI)で比較した場合4兆4150億ドルと、ドイツ国民総所得(GNI)を1兆2180億ドル上回ったようである。
2008年にはこの差は拡大すると指摘していたようだが、世界経済・金融危機の影響で、成長率は鈍化すると思われる。2008年中国第4四半期GDP成長率は7.5%前後で、年間成長率は9.3%前後。中国当局が内需刺激政策を主導しているが、世界経済危機によって、中国輸出産業が影響を受ける。また、これらの産業は中国経済の柱産業のため、2009年GDP成長率は7.7%になることも考えられる。

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