September 12, 2021
日本は紙幣がキレイなのでキャッシュレスが進まない?
日本でもモバイル決済は広まってきたとはいえ、中国のように爆発的なキャッシュレス文化にはなっていないし、現金離れもおきていない。
日本で現金払いがなくならない要因として、日本の紙幣のキレイさが原因なのではないか?
中国では北宋時代から紙幣が使われていたというので、すでに1000年にもなりますが、紙幣の歴史は常に偽札との戦いであったことは間違いなさそうです。ゆえに、中国では今も偽札が流通していますし、紙幣を受け取ると必ず紙幣鑑別機を通すというのが常識だったりします。
その上、中国のお札は汚い。ボロボロだったり、しわくちゃだったり、落書きされていたり、破れていたりと、汚いことが多かったのです。
こうした背景がスマホ決済の普及を後押しし、今ではすっかりキャッシュレスが定着したと思われます。
日本のお札はというと、衛生には問題なく、紙幣を大切に扱う習慣があるだけでなく、材質の良さや定期的に入れ替えしていることなどがあげられます。
そして、日本のお札は世界一クリーン。そう、偽札が非常に少ないのです。
日本人で、紙幣鑑別機を見たことが無い人も多いのもあたりまえ。
そんな、世界一キレイな紙幣を使っている日本は、現金主義がなかなかなくならず、キャッシュレス化には時間がかかってしまうのでしょう。
(14:00)