September 02, 2021
校長先生は、小学校の生徒さん達の前に給食を食べます
生徒が給食を食べてお腹が痛くなったりしないように、校長先生はみんなが食べる30分前に毒味をしています。
毎日チェックして、もし少しでも僕がお腹が痛くなったら、その料理は即刻、出さないようにするのです
毎日チェックして、もし少しでも僕がお腹が痛くなったら、その料理は即刻、出さないようにするのです
校長先生が毒見をする国「日本」
中国では、日本のような学校給食とは感覚が違うようですね
食堂で給食を提供しているような学校もあるようですが、安全性では問題がでたりしています。日本だったら大変なことになっているような感じです。
学校給食は、栄養と安全に対して、専属の衛生責任者と栄養士がついています。
給食室や給食センターで作られる給食には厳しい衛生基準が設けられ、定期的に検査を行っています。
さらに、献立表をあらかじめ配り、自宅のメニューを給食と重ならないように調整できるようになっています。
そして、給食を食べ始める30分前までに、責任者である校長(または教頭)が実際にその日の給食を食べてみて安全性を確認しています。
検食といいますが、要は毒見です
中国では学校で最も権力のある校長が毒見をする事が出来ると思いますか?
給食では、栄養以外に学びを吸収する事が出来ます。
給食を食べる際に、手を洗い、机を移動し、ランチョンマットを敷き、配膳の順番を待ちちゃんと並びます。
いただきますやごちそうさまの挨拶は当然みんなで揃って行います。
片付けの際には、食器類の分別をし、紙パックを広げて洗って、リサイクルするところまで考えます。
また、学校の敷地内に畑を作り、給食の食材に使うこともあります。
日本の学校給食は、子どもたちに栄養豊かな食事を提供するだけではなく、食育をも担っているのです。
(12:00)