March 09, 2020
よくあることだが、中国中央指導部のやらせ視察に武漢市民が罵声
武漢コロナウイルスの感染が続く中国湖北省武漢市
孫春蘭副首相のいる中央指導部が、食料や医薬品の配給状況を聞くため、市内の高層マンションが集まる地区を視察した。
しかしその際に、住民が不満をぶつける動画がネット上に広がり、話題になっている。
メディア規制により、それらの動画は既に削除されているようだが・・・
地区管理者はボランティアを引き連れて「食料品は各家庭に届いている」と状況を報告するも、住民らは窓から何も来ていない!という罵声が。
しかし、このボランティアも用意された人員だと住民は言う。
そもそも、高層マンションが集まる地域への視察も、中国の裕福さをアピールするものであり、低層住宅ではどんな生活をしているのか、想像の範囲を超えることは間違いない。
習近平が形式主義を改めるように言ったところで、各現場ではみっともない姿を見せられないというのが本音であろう。
国家主席の指示が表向きと裏事情という二重構造なのが良くわかる。
(18:12)