October 09, 2015
上海の出入国管理部門によると、今年の国慶節連休には、中国人の海外旅行で日本が人気TOPだった。10月1〜6日に上海から日本を訪れた中国人観光客はのべ4万8200人で、海外旅行客全体の21.40%を占め、人数は前年同期比68.53%増加。
国慶節連休も終わりに近づき、6日までの上海の出入国者数はのべ63万5200人で、同12.73%増加、一日あたり10万5900人だった。
中国人観光客向けにノービザ政策や到着ビザ政策といった便利な政策をうち出す国が増え続けていること、中国国民の出入境手続きが絶えず簡素化に向かっていることなどから、ますます多くの中国人が国慶節連休期間に海外旅行に出かけるようになった。
東南アジアルートでは、タイツアーに引き続き人気があり、上海からタイへ出かける中国人は同42.86%増加した。
上海発の欧米などへの長距離旅行の人気も引き続き高まっており、旅客数は同約10%増加した。
また先に発生した中東呼吸器症候群(MERS)などの影響により、1〜6日に上海から韓国へ出かけた人は3万人に満たず、同32.12%減少した。