April 05, 2018

中国のアリババ集団が、中国最大のネット出前サービス「餓了麼(ウーラマ)」を運営する上海拉扎斯信息科技(上海)を完全子会社にすると発表した。買収金額は95億ドルと言われている。
すでに上海拉扎斯信息科技の発行済み株式43%を持っているので、実際の追加出資額は50億ドル前後。

中国の出前は、多くの飲食店の料理や飲料を、アプリで注文するだけで、自宅やオフィスに届けてくれる。もちろん、決済はキャッシュレス。2017年の市場規模は2046億元(約3兆4800億円)だった。

ウーラマは出前アプリの草分け的存在で、注文受け付けを行ない、注文内容を店側に通知。配達は、契約している電動自転車のライダーが、配達の注文を受け取り、店舗に行き商品を受け取り、注文者に配達する。

現在、中国の出前市場はウーラマとテンセントの美団外売がシェアを二分しているが、最近、美団の配車アプリ開始に続き、アリババとテンセントの戦いが激化している。

alibaba2018



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