January 07, 2011

中国の携帯電話ユーザーは人口の7割にあたる8億人を超えていることが分かった。

香港理工大学応用社会学部、中国社会科学院研究学研究所、北京大学社会学部が「携帯電話と社会」に関して調査する合同チームを結成し、大連、上海、広州、蘭州、成都、南寧の6都市で数年にわたる調査を実施した。


中国で第1世代の携帯電話サービスが始まったのは1987年。当時のユーザー数はわずか300人ほどだったが、1998年から2007年の10年間に毎年平均7%増を記録。
今では8億人を超えるまでになった。このペースで増え続ければ10億人突破も時間の問題とみられる。

中国社会科学院社会所の沈崇麟(シェン・チョンリン)研究員によると、年齢構成も下は8歳から上は89歳までと幅広い。

中国ではよく「7つの生活必需品」として「柴米油塩醤酢茶」(薪、米、油、塩、味噌、酢、茶)という言い方があるが、沈研究員は「携帯電話は中国人の暮らしに欠かせない8つ目の生活必需品になったと言って良い」と指摘している。

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