March 17, 2009

世界的不況の下、かつて隆盛を誇った中国輸出産業の低迷が深刻になっている。
中国経済の不振ぶりは、中国政府が3月11日に発表した最新の輸出統計からも見えてくる。
この統計によると、中国の輸出高は、1月の前年同月比17.5%減に続き、2月も同25.7%減と、大方のアナリストの予想を超える落ち込みを見せ、米メリルリンチの調査リポートでも「惨憺たる数字」と酷評された。
海外の経済情勢を考えれば、3月の輸出統計でも大した改善は見込めない。輸出の不振で、中国政府が掲げる今年の経済成長目標の達成はかなりおぼつかなくなってきた。
温家宝首相は、3月5日に北京で開幕した全国人民代表大会(全人代、国会に相当)の冒頭演説で、8%の経済成長率は達成可能との見解を示した。 だが、多くの外部エコノミストはそれほど楽観視していない。
国際通貨基金(IMF)は今年の中国の経済成長率を6.7%程度と予測。エコノミストの中には、さらに厳しい予測をする向きもある。 
内需拡大にはさらなる財政支出が必要になるのかもしれない。
アナリストやエコノミストの意見も、まじめに聞いてはいけないことが多い。。。

 
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