テスラ

January 15, 2019

上海最大の外資による製造業プロジェクトとなる米テスラの巨大工場・ギガファクトリーの建設工事がスタートした。

テスラ上海工場は中華圏向けにModel 3とModel Yを生産する。計画では今年の夏までに基礎的な建設を終え、年内にModel 3の生産を開始し、来年は量産化をする予定。
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テスラは2018年10月、上海市国土資源管理局と土地譲渡契約に調印し、9億7300万元で上海臨港産業区装備産業区Q01-05ブロックの工業用地86万4885平方メートルを取得した。

中国で国産化プロセスを加速させながらも、追加関税により、米国車の関税は40%と、関税問題が販売に直接影響がでていた。

Model 3の長航続距離デュアルモーター4輪駆動タイプとパフォーマンス仕様4輪駆動タイプの最初に発表した定価は58万8千元と69万8千元だったが、現在は49万9千元と56万元に下がっている。

今回の上海工場が担う最重要の使命はModel 3の生産スタートだ。国産化を果たしたModel 3の価格がより競争力をもつようになることは確実だ。テスラが損失から脱して持続的な黒字を達成するには、中国国産化レベルを加速し続けることが必要になる


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