世界経済

April 29, 2021

日本の参議院本会議が、地域的な包括的経済連携(RCEP)協定を承認し国内承認手続きを終えました。
RCEP(アールセップ:正式名称Regional Comprehensive Economic Partnership、地域的な包括的経済連携)は、日本、韓国、中国、ASEAN10ヵ国、オーストラリア、ニュージーランドの15カ国で構成される自由貿易協定で、2022年1月1日に発効となります。

20210429RCEP
画像はfrontier-eyes.onlineより引用


(14:30)

May 20, 2020

後がないluckin coffee、上場廃止のうえ倒産の危機に


ナスダックに上場を果たした、中国新興コーヒーチェーンLuckin Coffee(瑞幸珈琲)で、2019年第2四半期から第4四半期の間に架空取引により総額22億元(約330億円)を不正に計上したことが発覚
lickincoffee

その責任を取る形で、取締役会は、同社最高経営責任者(CEO)銭治亜氏と、最高執行責任者(COO)劉剣氏を解任した。
同社は社内調査を開始して以来、銭氏と劉氏のほか、今回の不正計上事件に関与した6名の従業員を停職または休職の処分を下した。

データ偽造による粉飾決算があったことに対して、不正取引に関する重要情報が開示されなかった。


中国企業、検査拒否なら米上場廃止

5月20日、米上院本会議は、米国に上場する外国企業に経営の透明性を求める法案を可決した。
外国政府の支配下ではないことを証明するよう求めるほか、米規制当局による会計監査状況の検査を義務付ける。
3年間、検査を拒否した場合は上場廃止となる。
どちらにしろ検査されたら、政府との関係性は明確なので、どちらにしろ廃止されるのだろう
今後は投資の間違った方向性も、修正されるのではないだろうか。


(12:36)

August 20, 2013

世界各地を訪れる中国人観光客により、中国人のマナーの悪さや素養の低さにが、世界中に暴露されている。

旅行約款の補充事項にも「マナー遵守」が記載され、法的効力を有し、マナー違反行為を犯した観光客は法律により罰せられる。

国家観光局は、2006年には中国公民に対する海外旅行時の マナー改善計画をスタートしていた。
それから数年経ったが、中国人がマナーを守り旅行をすることなど依然としてあり得ず、中国人のマナーの悪さが暴露されるたびに、世界中からの非難の声が集中している。

今年に入り、中国人の国内・海外旅行における非文明的な行動の報道が多い。
たとえば、オランダに向かう航空機のファーストクラスに搭乗した6人の中国人乗客は、安全ベルトを締めず、機長や客室乗務員と口論になった。小さな子が機内の通路で用便をするのを黙認している中国人の親。搭乗口のドアをたたき壊す、あるいは緊急ドアを勝手に開ける中国人乗客。さらには、海外の街でゴミを投げ捨てる、博物館で撮影禁止であろうと所構わず写真を撮りまくる、レストランで大騒ぎする、ジーンズとTシャツ姿でクラシックコンサートの会場に入る、厳かな教会で大きな声で話すなど、海外のあちこちで見られる中国人観光客のマナー違反行為は、大量だ。

海外観光客として、中国人は「ブラック・リスト」の常連となっている。
パリやワシントンでは中国人観光客向けに、「静かにしましょう」「痰を吐かないで下さい」「(トイレで)使用後は水を流して下さい」などと中国で書かれた、思わず赤面するような注意書きの立て札が掲げられている。
一部の国では「中国人団体の受入お断り」とする施設や、中国人団体客を隔離しているレストランもある。
また、規則違反をして動植物製品を携帯することが多い中国人乗客は、入国審査でスーツケースを開けるよう求められる確率が、他の国の乗客よりずっと高い。
喫煙して絨毯を汚すことが多いため、中国人観光客を受け入れない中級ホテルもある。


国家は次第に豊かになってきているが、何をやっても許されると思うのは大間違い。
中国人は世界に向かっている。誰であろうと、海外に出て行く中国人は、現地の人々にとっては中国人以外の何者でもない。中国人はマナーを知らないというイメージを変えるためには、教育から中国人を変えていく必要がある。


昨年の国慶節・中秋節連休後の報道だが
「海南省三亜市では、3キロにおよぶ白浜に50トンのゴミが巻き散らかされた」
「北京天安門広場周辺では、国慶節の1日だけで、約8トンのゴミが残された」
「各地の高速道路の渋滞はかなり深刻で、人々が車の窓から投げるゴミが空中に舞った」など、国内でのマナーが悪い人が、海外に出るといきなりマナーを守れることなどあり得ない

マナーが悪いのではなく、マナーが無い!

旅行中にこのような非文明的行為が発生するのは、一体誰のせいだろうか?
「両親のしつけが行き届いていない」「中国人全体の素養が低い」「マナー教育がなっていない」といった指摘が多く見られる。国民のマナーのレベルは、経済発展レベルに応じて高くなる。しかし、中国経済はこの20年間で急激な進展を遂げたが、文明度はそれに全く追いついていない。

今の学校教育では、小学校から高等学校まで、子供達はテスト漬けの毎日に追われており、社会の道徳や文明ルールを守る大切さはほとんど教わらない。

中国に欠けているのは、基本的な文明・マナーなのである。

(15:45)

July 15, 2013

カローラの売上高が世界全体で4千万台に達して世界一になった。

トヨタカローラは1966年に誕生。
これまでに10回のモデルチェンジが行われ、世界140カ国・地域で販売されてきた。

カローラの中国進出は2007年で、これまでに92万台が販売され、今年末には100万台を突破する見込み。信頼性、高品質、安全性、コストパフォーマンス、ユーザーに対応した使用感が、カローラの成功要因だという。

(18:13)

July 05, 2013

中国ラジオ・映画・テレビ発展報告(2013年)

2012年のラジオ・映画・テレビ産業の売上高は財政補助金を含めて3476億9300万元に上り、前年比+20.11%。
うちテレビ産業の財政補助金を含む売上高は初めて3000億元を突破し、3268億7900万元に達して、増加率は+20.29%。
全国の映画興行収入は170億7300万元で前年比+30.18%。すでに日本を抜き、北米地区(米国、カナダ)に次ぐ世界2位の映画市場となった。

(02:50)