April 25, 2020

やっぱりニセモノが多いからか?マスク輸出に神経を尖らせる中国

中国からマスクの輸出に関して、4月20日ころから、急に検査が厳しくなりました

それまで、輸出の際には特にチェックされなかったものだが、ここへきて急に取り締まりが厳しくなり、輸出引き留めや、商品の差し戻しが起こっているのです。

中国のマスク外交の一端として、「間違った製品」が民間レベルで流れると、国の恥だとおもったのかもしれませんが、医用と書いてあるものは個人でも海外に送ることができないのです。
     →10kg以上の梱包は、輸出とみなされて、医療品規制にひっかかる


マスクの規制内容

包装や商品にFDAのロゴが有るものはニセモノなので、書いてあるとNG
FDAは販売者がFDAのロゴをパッケージの箱に掲示する事を許可していません。
規格はGB2626-2006という、中国の一般用マスク規格が適用されます
「医用」「医療用」とか書いてあってもダメです
サージカルマスクと書いてるのも微妙の様です


そして、「非医用」という医療用ではありませんという表記を包装に印刷されてないとけません。

kn95-03


シールで貼ったものもNGですので、パッケージを作り直す必要が有ります

また、バルクとか、ノーブランドのような、10枚パックで透明袋などの、包装が印刷されていないものなどをバラで輸送することはできません。

kn95-02


必ず、必要事項が書いてある包装袋または箱に入っていて、生産日や会社名などが明記されている検査票が入っている必要が有ります


中国KN95の話

アメリカでN95マスクの不足で、臨時に中国のKN95という、医療用に近い商品の輸入を許可したのですが、これに関しても上記同様にFDAとは記載できません

そして、一番の欠点は、多くの「KN95」と書いてあるマスクが、耳掛け式なのです

これは、医療用には有り得ないもので、必ず頭の後ろに二本のゴムで留める方式でなければ意味が有りません。

   →耳掛け式のKN95はニセモノ

そして、ニセモノのKN95を販売した場合には、故意の不当行為として、罰せられることになっています。


余談ですが・・・ 孫正義氏の話していたBYD社「KN95」マスクですが、実際には「KN95」と書いてあるマスクで、医療用には使えない、GB2626−2006規格の一般用マスクです
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(16:30)

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