June 16, 2014

北京市は高汚染・高排出の企業と産業を移転するのではなく、その場で淘汰し、撤退させる

北京市はこのほど、小規模のセメント・製紙・化学工業・鋳造・捺染、電気めっき、板ガラスといった7つの重点撤退業界を発表。

大気は流動するものであり、北京の高汚染企業が河北省・山西省・内モンゴル自治区などに撤退したとしても、そこから生まれる汚染物質は地域内で流動する。長期的に見ると、北京・天津・河北省および周辺地域の大気汚染問題を解決するためには、地域共同の汚染防止、環境保護基準の統一化が必要になる。
北京市は、汚染物質排出費の基準を引き上げ、価格のレバレッジ効果により企業の技術改良の拡大、エネルギー消費の削減を促した。北京市は今後さらに税目や汚染物質排出費などの経済的な手段、排出基準の引き上げなどにより、首都の発展段階および首都機能に合致しない企業の、現地での淘汰・撤退を推進する。



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