January 27, 2014

本来、春節には里帰りして、家族や親戚と楽しく過ごすもの。
そのために、高額の交通費や混雑、渋滞を乗り越える人がたくさんいるのだが、社会に出たばかりの若者には、なかなかそう楽しいことではないようだ。

春節(旧正月)の里帰りで何よりも恐ろしいのは、親戚一同から、恋愛、結婚、家、車、給料金額など、ありとあらゆる質問攻めに遭う事なのだ。
これこそ、春節の拷問としか言いようがないのである。

中国の伝統的な家庭教育では、年上の者が若者に上から目線の言い方で、高圧的な態度をする場合がほとんど。
いくら年上の者が、若者への思いやりで人生の障害を避け、回り道をしないようにと考えているとしても、心理的に反感を感じることがしばしば。

親戚たちの関心の示し方について、ある程度受け入れなくてはならず、心と金を使って、里に帰るのである。






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